よくある質問

よくある質問を集めました

住宅に関する国の補助金や住宅性能に関する表示の意味、保証・保険のことなど、よくあるご質問をまとめました。このページを見てもわからないこと等はいつでも気軽にお聞かせください。ご理解いただけるよう分かり易くご説明いたします。


正式名称は「次世代省エネルギー基準」と言います。エネルギーロスが小さく、CO2の排出量を削減でき、かつ快適に住む事ができる住宅性能の目安として建設省が定めた基準値です。クリアすべき基準値として「熱損失係数(Q値)」「相当隙間面積(C値)」「夏期日射取得係数(μ値)」などが地域別に定められていますが、「FPの家」はそのどれをも楽々とクリアします。今までの省エネ基準よりだいぶ厳しくなったのですが、吉沼工務店ではぜんぜん驚きませんでした。なぜなら「FPの家」は10年以上前から次世代省エネ基準の値をクリアしていたからです。


簡単に言えば、断熱(省エネ)性能を表した数値です。建物の内と外の温度差が1℃の時、1時間に失われる総熱量を床面積で割ったものになります。(単位はW/㎡K)Q値は、数値が低ければ低いほど断熱効果(省エネ性能)が高い事になります。Q値が高いと、クーラーをガンガンにかけてもなんだか冷暖房が効いている気がしない…という事も起こります。「FPの家」は断熱性能に優れている(Q値が低い)ので、最小限の冷暖房で夏も冬も快適な環境を作る事ができるのです。


簡単に言えば、気密性を表した数値です。建物の総相当隙間面積を、建物の延べ床面積で割ったものになります。(単位はc㎡/㎡) 家は建物、間取り、設計等の条件がそれぞれ異なるため、気密性能は1棟ごとに実測しなければいけません。C値は、数値が低ければ低いほど気密性能が高性能という事になります。C値が高いと、冬にスースーしたり夏にムンムンしたり梅雨の時期にジメジメしたりします。「FPの家」は気密性能に非常に優れており、次世代省エネ基準の中で最も厳しい北海道地区の基準をクリアしています。又、実際のお客様の家1棟1棟で気密測定を実施し、「お客様の家の気密性能」として報告書をお渡ししています。


日射取得係数(μ値)とは、住宅に入る日射を数値的に表したものです。値が大きいほど日射が住宅に入る事を表し、庇や日射遮蔽物(レースのカーテンやブラインドなど)を考慮して計算する事ができます。次世代省エネルギー基準には夏期日射取得係数の基準値があります。夏期日射取得係数の基準値は夏に住宅に入る日射を判断するためのものですが、いくら高気密・高断熱の住宅を建てても、夏の日射取得が多い住宅では冷房費がかさんでしまい省エネルギーにはなりません。そのため、庇やブラインドなどを利用して夏の日射を遮る工夫をする必要があります。


「FPの家」の高気密・高断熱を実現するためには、24時間計画換気が欠かせません。換気システム使用時の電気代を考えてみると、消費電力34ワットのシステムの場合、24時間フルに作動して1ヶ月当たりで約600円、1日当たり約20円となります。これは全電気料の1/10以下の割合です。「FPの家」は高断熱ですので、一般住宅と比較すると冬の暖房負荷で約1/3、夏の冷房負荷で約1/2と大幅に光熱費が削減できます。そのため、24時間換気システムを作動させても最終的にはお得になります。


集中排気タイプの換気システムは、本体と配管、給排気グリルから構成されます。本体の交換の目安は10年程度ですが、こまめな点検と手入れ次第によっては寿命が伸びます。給排気のグリルは半年ごとの清掃点検が必要で、フィルターの交換は5年が目安となりますが、地域事情や設置位置により早まる場合もあります。特に外気に直接接触する給気グリルは、ホコリやゴミのたまりやすい個所です。又、その付近に樹木があると、木の葉などに塞がれる事もあるのでこまめな点検が必要です。熱交換タイプの換気システムは、熱交換素子を含む本体と配管、フィルターから構成されます。本体の耐用性は集中排気方式と同様に10年程度です。又、本体のフィルターは半年ごとの清掃点検が必要で、フィルターの交換は3年が目安です。熱交換素子も様子を見て掃除が必要になります。


「FPの家」では住宅性能表示制度を上回る省エネ性能チェックを行っており、1棟1棟の性能を数値で表示しています。
「FPの家」には以下の5つの性能保証があります。
・完成時全棟気密性能(C値)の測定
・熱損失係数(Q値)の計算
・完成時全棟風量測定(換気機能確認)
・無結露50年保証
・各種工事検査の実施


FPの家の「建設工事保障」は、工事中に火災や台風で起きた被害を補償します。台風、火災、雪災、水災(高潮、豪雨、洪水)、土砂崩れなど、建物が被害を受けた損害を補償します。特に雪災や水災は一般的な建設工事補償には含まれない事も多いので、「FPの家」の建設工事補償ならより安心です。


工事中は常に細心の注意を払って施工しておりますのであまり考えたくもないのですが、もしそんな事故が起こってしまったら「工事中の賠償責任」という補償制度で対応致します。
お隣の方にきちんとお詫びした上で、しっかりと賠償致します。又、誤って工具を落として通行人に怪我をさせてしまった等の人身事故についても、同じように賠償致します。


履行保証と完成保証というのは、建築中に施工会社が倒産や契約を不履行せざる得ない状況に陥ってしまった時に効力を発揮する保証です。例えば2,000万円のうち1,000万円を支払済みで、800万円分の工事が終わっている状態で施工会社が倒産してしまったとしましょう。そのような場合に、差額分である200万円と引き継ぎ会社への引き継ぎ費用を保証してくれる制度です。つまり、出来高よりもお金を払ってしまっていると必要になる保証ですが、施工会社やメーカーと支払いの条件を確認する事が大切です。


確かにこれだけ高性能だと、「FPの家」は値段も高く考えられがちです。しかし、実際には一般的な住宅の1.1~1.3倍程度に収まる事が多いです。又、高断熱のおかげで冷暖房等のランニングコストが安く済みますので、10年程度で割り増し分を回収できる事がほとんどです。更に、「FPの家」ではオール電化にする方がほとんどのため、基本料金を2重(ガスと電気)に払わなくても良いというメリットがあります。


「FPの家」は高断熱ですので、一般住宅と比較すると冬の暖房負荷で約1/3、夏の冷房負荷で約1/2と大幅に光熱費が削減できます。夏場は冷房を使用せずにドライ運転だけで過ごす方も多いです。ちなみに、名古屋(次世代省エネ基準地域4)で、次世代省エネ基準をクリアしていない住宅と、楽々クリアしている「FPの家」の年間冷暖房費を比較すると、クリアしていない住宅は年間で163,147円、「FPの家」は年間で83,728円かかります。1年間でなんと79,419円の差が出るのです!10年で約79万円、30年だと約240万円もの差が生まれます。

※ クリアしていない住宅をQ値3.85、FPの家をQ値1.85、換気回数はどちらも0.5/hで計算しています。又、あくまで図面に基づくシュミレーション例ですので実際とは異なる場合があります。